「タイツ先生の野球塾」開設準備中（メルマガ休刊のお知らせ）
「タイツ先生の野球塾」コラム
なぜ、ほとんどの選手は伸び悩むのか？それは身体の法則(筋肉や関節・骨格のしくみ)に逆らっているからです。なぜ、ほとんどの選手はスランプに陥るのか？それは自然の法則(重力や遠心力など)に逆らっているからです。自分自身の本来の才能に気づくことこそ、本当の練習です。
ピッチングの「キレ」について
いくら速いボールを投げられても キレのないボールは打たれてしまいます。そもそもピッチングの「キレ」という言葉の意味はなんだと思いますか？「キレ」とはバッターが打ちにくく思うボールではないでしょうか。配球などの駆け引きも重要です。しかし本当に「キレ」の良いボールは球種が判っていても打てません。成瀬投手や和田投手の１４０キロの直球をプロのバッターは打つことができません。岩瀬投手や上原投手のスライダーをわかっていても打てません。ダルビッシュ投手の１４５キロの直球は１６０キロにも感じられるそうです。
このような選手達は天才なのでしょうか？このような技術は天才しか到達できない大きな壁なのでしょうか？マジックにもタネがあるように同じ人間がやることやはりコツがあります。彼らは知ってか知らずか日々の精進の中にこれらのすばらしい技術を身に付けてしまったのです。
当研究所では、これらの素晴らしい技術の動作解析を進めています。この事を基にストレッチや体操、動きのリズム感、筋力トレーニング、フォーム作りなどで「キレ」の良いボールを投げる方法をお伝えします。人間の創造力は素晴らしく毎年ドラフト候補選手やプロ、メジャーの動作解析より「キレ」の良いボールを投げる技術が次々に発見されています。
このようなことは決してスーパースターのピッチャー達だけができるパフォーマンスではありません。コツさえつかめば誰でもできます。筋力の差はさておき、私(タイツ先生)がキレの良いボールを投げる方法でみなさんにお見せできる事が何よりの証明だと思います。和田投手の中心軸の割れや上原投手のクイック腕テンション投法、斎藤隆投手のライフル投法などいろいろなワザを駆使して投げています。ワザを発見するとうれしいですよ。早くみなさんに伝えたくなります。ですがなによりも重要な事はスーパースターのピッチャー達は全身をくまなくうごかしてピッチングをしていることです。このことをベースにそれぞれのワザを発揮しているのです。私はこのようなワザの解明が選手のレベルアップ 野球界のレベルアップに貢献できると信じています。
ところが当のスーパースターのピッチャーたちはなぜ自分の投げたボールが打ちにくいのか知らないのかもしれません。ですから調子を崩した時になぜ調子を落としたのか判らなくなってしまうのでしょう。ピッチャーは自分自身の特徴的ワザを自覚して更なる成長をとげてもらいたいものです。まだ一流選手になっていない皆様には身体をくまなく使う事をベースに各コースをご用意しています。一流ピッチャーのワザは必ず身につきます。みなさんの身体には天才の大輪の花がまだ眠っているのです。
現在「タイツ先生の野球塾」を栃木県足利市に開設する準備をしています。それでしばらくメルマガの発行をお休みさせていただくことにしました。野球塾が落ち着きましたら再開いたします。再開の際はどうぞよろしくお願いいたします。
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之（タイツ先生）
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