自然身体構造研究所 編

第6号:

ストレッチの注意点

ポーツなどでは、体が柔らかいことが良いこととして選手たちはストレッチングをします。しかしただ闇雲にやればいいというものでもありません。正しいやりかた、注意点があるのです。



Powered by まぐまぐ

野球の骨(コツ)
スポーツの骨(コツ)

ナチュラルボディー理論参考資料
ぴーかんバディ!
中学野球小僧

古武術と整体の教え ストレッチの注意点

◎体がやわらかいということ

歩いたりスポーツをしたり動いてみると体が柔らかい印象を受ける人と体が硬い印象を受ける人がいます。 スポーツなどでは、体が柔らかいことが良いこととして選手たちはストレッチングをします。 筋肉を伸ばしたら関節をより多く動かせる(可動範囲を広げる)ようにするためストレッチングをします。 ですがストレッチングすると柔らかいのに動いてみると硬い印象を受ける人がいます。ストレッチのやり方を間違えると、逆に硬くなったり実際に動いてみると硬い動きになったりしています。体が柔らかいということは、全身の関節、筋肉が連動して動くこと、たくさんの関節が動くようにすることです。(図1)

図1 (図1-クリックで見る事ができます。)

体が柔らかくなったイメージを使う

体には、自己防衛本能があるために筋肉を無理やり伸ばそうとすると、筋肉がそれ以上に伸ばさないように働きます。ストレッチで伸ばしているのに逆に縮もうとして硬くなってしまうのです。ですから筋肉を勢い付けて伸ばしたり、無理やり伸ばす事はいけません。体が水袋になったようなイメージを使ってストレッチしてください。毎日毎日少しずつ続けてください。

呼吸を止めない

「息む」など呼吸を止める時は、だいたい緊張しています。ストレッチで筋肉を伸ばしている時には筋肉はリラックスしてなければなりません。呼吸を止めないで筋肉を緩めてください。

関節を連動させる

ストレッチの真の目的は、筋肉や関節に残ったコリや緊張を取り除く事にあります。例えば、開脚して左右に曲げるストレッチがあります。(写真1)左に曲げた時に右側の脚は本来内側に回転しないように踏ん張ります。そうすると右側の脚に緊張がはしって硬くなります。ですから連動するようにします。色々なストレッチの時に工夫してみてください。

写真1 (写真1-クリックで見る事ができます。)

自分の重さで曲げてみる

ストレッチで無理に曲げようとする事により力が入ってしまうため、筋肉が収縮してしまいます。ストレッチは筋肉を緩める運動ですから、自分自身の身体の重さを利用して無理なくストレッチする事により、どんどん筋肉が緩んでいきます。

上半身と下半身を分けているのは股関節

前屈などをする時に腰で曲げている人がいます。上半身と下半身を分けているのは股関節です。股関節を折り曲げるように上半身を重さにまかせて曲げてください。腰で曲げていた人は楽にたくさん曲がる事が分かります。

◎身体を重力にまかせてみる

どんなストレッチをしている時にも自分自身の体の重さを使って曲げてみます。そうすると色々な関節が連動して動いている事が分かります。色々な運動をする時にこのように関節が連動している事の認識が重要になってきます。緩めて緩めて身体の動きに注意をはらってストレッチしてください


質問タイトル
(例:体の使い方について/トレーニンググッズについて)
お名前 (HN可 例:鈴木太郎)
メールアドレス (例:info@naturalbody.jp)
メールアドレス(確認) (例:info@naturalbody.jp)
質問内容

Copyright (C) 2004 Yoshizawa Inc. All Rights Reserved. ホームページ制作会社(東京都杉並区)ノーブルウェブ